準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

春が来た


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3月も半ば……今年は例年より10日早く桜が開花した。春が来た…………近頃まで毎年憂鬱だった。

 

高校卒業までは春は大好きだった。進級、進学…………成績もまずまずで希望の高校に入れたり、学業や部活なとで目標にしていた事を達成できたり、自分の成長や進歩をわかりやすい形で実感できたからだろう。 他人よりいい学校に行って、大人から褒められて学業的に認められて……

外国の音楽専門学校も中退し、就職もせず…………なんの結果も出ない中途半端なミュージシャン生活。

 

旧友はその先も大学進学、卒業、就職、昇進、結婚…………とSNSなどで連絡がたびたび入る………。

なんだか取り残されてるような……成長できてないような……そわそわしたふわふわした感覚がら気持ち悪かった………

こんなふうに高校を卒業してからは、ほんとうに春が憂鬱になった。今思うと…他人との相対的な関係に劣等感を感じていたのかもしれないし、音楽を通してもっと承認欲求的なものを無意識に要求していたのかもしれない。

 

40歳を超えた頃、金融資産が3000万を超えた。30歳に始めたストイックな貯蓄生活だが

ようやくそのころ一息つけた感覚を覚えている。ミュージシャンとしてはまだまだだし、社畜としても平のままだ。しかし3000万円、アッパーマス層に自分の力で入れたことは、大きな自信に繋がった。プライベート、仕事、音楽生活にも良い影響を与えてくれているのがわかる。

3000万は生活が変わる金額では決してないが、自分に自信を持たせてくれるマイルストーンだ。

 

社会でがんばって出世したり起業したり、そんな一般常識的な年の取り方ではないけど、この頃は、少し幸せだなっと感じられるようになった。決して他人との被殻ではなく…

やっと春が来ても憂鬱さもなくなった今日この頃である(^^)