この春
息子も高校生になる。
「この先は好きな場所で好きな人達と、好きなこと、好きな仕事をして自由に生きて欲しい」
これは父親としての自分の子供に対する考え方だ。
俺は今で言う貧困家庭に育った。小さい頃はそうはおもわなかったが、大人になって思い返すと、うちって普通より貧乏だったんだろうなぁと実感する。
そんな家庭環境なのに、自分は資本主義や金融知識のことを学校や家庭で、学ばべないまま、学校を卒業すると資本主義社会に投げ出されてしまった。
貯蓄、投資、外貨・為替、金利、ローン………こんな言葉すらもよくわからないまま。
それはドラクエでいうと………
地図も持たずに、武器や鎧も装備せずに丸裸のまま、猛獣だらけの荒野に放り出されるのと一緒だ。
息子が思春期を迎えて、お互いに口もあまり聞かなくなった。しかし父親として大人になっていく息子に、最後の小言として、資本主義社会の地図の見方くらいは伝えようと思う(^^)