準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

ミュージシャンの覚悟

一人息子も中学3年に上がり、以前より手がかからなくなってきたので、近頃は就業後にサックスを担いで、ジャムセッションに積極的に参加している。活動を始めるといろいろな人と再開するもので、以前に入っていたバンドメンバーとバッタリ遇って、そのバンドにも復帰することになった。

自分は日中は底辺職労働者として働いている。朝は比較的早く電車に乗り都内まで出かかけて、帰りは17時過ぎだ。

就業17時から19時までに家の中の家事全般を終わらせて、再び出かける生活だ。

朝は誰も起きてこない時間に家を出ることがほとんどだ。また夕方は息子は部活に塾通い、妻は残業が多く、自分が再び出かける19時に、顔をあわせることはあまりない。

自分が帰るテッペン【深夜0時】頃には、各自の部屋に入って就寝または就寝準備なのだ。そしてこのような外的音楽活動をしない日、時間は、日々の練習や本番へ向けての練習も独りでしなければならない。

 

 そう音楽活動をすればするほど、音楽に没頭すればするほど、家族どの時間はなくなる。

【特に妻は元々は他人だ】

息子の親子関係とは違って、夫婦は継続する努力していかなければ壊れていく。今、それを特に実感している。音楽に傾倒していけば行くほど、音楽を愛せば愛するほど家庭はうまくいかなくなる。

【こんなことはわかっていた】

食える食えないに関わらず、ミュージシャンはあきらめなければいけないことがたくさんあるのだ。

結婚すること。

子供を持つこと。

家庭を持つこと。

多々あるが家庭に関することは、音楽と両立させていくのは難しい。一般職と音楽を両立させることさえ難しいだから………。

ミュージシャンは結婚することすら……諦めることが多い。

そう、大袈裟に言うとすべてを自分と音楽のために………捧げなければならないのだ。

 

会社員は会社のために…

子供がいれば子供のために…

恋人がいれば恋人のために…

家族がいれば家族のために…

そう誰かのために生きたいこともあるだろう。

 

しかし芸に生きることは、それにすべてを捧げ、自分勝手に、そして自分を一番大切に生きなければならないのだ。