自分が資本主義について、考えたり学んだきっかけは、20代に後半に大切なセルマーMark6を質に出したときだ。アルバイトを掛け持ちして、ジャズミュージシャンをしていたが、家賃を滞納していて、泣く泣くそうした。
義務教育、高等教育まで受けたが、資本主義について、きちんと授業を受けて理解した記憶が、私にはない。
欧米諸国は資本主義
そんなもんで終わってしまったような気がする。
そして
「資本主義は自由、そして平等」
そんなことも同時に習ったような気がするが、大人になってブルーカラー・労働者として、社会に出てみて、これのどこが自由なんだろうと、正直おもった記憶もある。
そう、ブルーカラーが自由を選択することもできる。しかし自身に何か生活のトラブルが起きれば、すぐにホームレス一直線だ。
皆、自由に生きたいと思っていると思う。しかし自由と責任は表裏の関係は理解しているから、ホームレスにならぬために………嫌でも労働をしている部分もあるとおもう。
学校やイメージの伝え方が悪いのか、俺の受け取り方が悪かったのか………わからないが、資本主義だから、アメリカだから、日本だからといって、誰にでも自由が保証されているわけでは決してない。 そんなに世の中、甘くない。
資本主義こそ知れば知るほど、残酷な世界だ。
資本主義社会って、誰でも生まれたときから自由ではなくて、
「自由になる様々な方法が用意されている世界」
なんだということも資本主義を学ぶと理解できる。
新NISAが始まり、色んなところで「資本」「資産」という言葉を聞くことが増えた。
例えばプロ野球選手や、好きな仕事を事業化して自由を得ることもできるが……………特別な才能や運がないと、とてつもなく難しい。
しかし「資産」「資本」を地道に少しづつ積み上げること……………つまり「投資をすること」
これは誰にでも平等に用意されている、「自分が自由に生きることを達成することができる」方法の一つだ。
そしてこのことのヒントも、「資本」主義という言葉に書いてあるのだ。