準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

譜面から吸収すること



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次回6月本番のビッグバンドの譜面を頂いた。 初見を含めて譜面を吹くことは好きなのだが、譜面には沢山の練習素材が落ちている。

我々は本番や合奏のために、譜面を一通り吹けるように何度もおさらいをするとはできると思う。しかしこの無数の書き譜の中から、自分の身体に入っていない音列、音の飛び方を見つけてそこを覚えるまで練習できる人は少ないだろう。

 

例えば音列4度飛びから始まる音列。パッ出てくるプレーヤーは………なかなか出会わないな。

そうジャムセッションに参加したり、コンボの練習会などに行くと、簡素にテーマが書いてある歌モノやコード譜だけが配られて、そこでソロを取ることになる。だいたい頭の中は真っ白になって、普段の手癖や稚拙な音列に終止してしまう場合が、自分はほとんどだ。

もし書き譜の音列やパターンを少しでも多く持っていれば、フレーズを紡ぎ出すきっかけになると思う。そのためにも添付したような楽譜からイメージしにくい音列、歌いにくいフレーズを、出だしの音をすべて変えて、すべてのキーで、自分に吸収できるまで練習することが大切になる。

 

そう、譜面のないアドリブソロを取るときも、感情、イメージに乗せて楽譜的、知的を織り交ぜながら、自分を作っていくことになる。

譜面を見ることはとても重要だ。

 

しばらくセッションこの音列使うかな………