準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

2023年 4月11日 資産状況


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今日の日経平均株価は300円近く上昇して27923円で終了した。

そろそろしばらく続いているボックス相場のてっぺん、28000円が近づいているので、少し警戒しているが、一週間前の下落が27400円近辺で止まって、ここまで跳ね返して来ているので、もしかしたらゴールデンウィーク前まで多少の上下はあるが緩やかに右肩上がりをするかな、とも個人的におもっている。

 

今日は全体的に買われたが、個人の持ち株では川崎汽船が2%近く上昇。昨日大幅に上げた任天堂も大きな利確などなく株価をキープしている。

今日の売り買いは無し。資産は微増だ。

根津神社 つつじ祭り


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御朱印集め⛩

 

根津神社を参拝して参りました。毎年この時期(4月中)につつじ祭りが開かれているので、目の保養も目的の一つです。


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今日は小春日和とつつじ祭りとインバウンドが重なって人でいっぱい。参拝するのも少々ならびました


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今年のつつじ祭り限定の御朱印です(^^)

二枚分の大きさで折り紙の切り抜きの神社が掘られています。薄紫のとても愛らしい御朱印
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つつじは本当に圧巻です。遠くから見てもいいのですが、300円で庭園を散歩できます。

今は大変見頃です。行かれる方はお早めに

住宅を買うこと


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日本では家族の幸せのためにも住宅を買うことが男の夢みたいな風潮があるように思える。自分の親世代は社宅や都営県営団地住まいから、夢のマイホームを住宅ローンで買ってきた。今ちょうどその世代は定年前後の年齢で住宅ローンを完済している感じだと思う。数千万円の借金を30年、40年かけて……しかも滞りなく一定額を返すことはとても大変なことだし、何遂げた方は尊敬できる。この世代は経済がまだ右上がりのベクトルを描いていた。給料は毎年上がっていき、ボーナスもきちんとでただろうし、退職金なども手厚く用意されていたとおもう。定年まで会社はその社員の面倒を見るという日本型の雇用の時代なら、住宅ローンを組んで計画的に定年まで払っていくことは出来たとおもう。あくまでも本人が真面目なことは前提にあるが…………。そのころ国は不動産業界、建設業界、銀行業と手を結び住宅を持つことは夢であるような思想を国民に浸透させた。住宅の供給が上がれば国にとってはGDPが自然と大幅にあがる。不動産屋も住宅関連メーカーも儲かる。銀行は住宅ローンの貸付によって長期間、利息を取ることができる。しかも保証の高い担保付きで……。

 

まだ子供の頃、両親に大きくなったらいい会社に就職して、このボロ屋を建て替えてくれとか、男なら自動車くらい所有しないと………なんてことよく言われた記憶がある。ダメミュージシャン時代にはバイトや音楽の収入などが20万円だ……なんて話すと最低でも手取り30万くらい無いとだめだろ……みたいなことも親戚が集まってそうゆう話題になると言われたりした。就職氷河期世代の自分はまともには働いていなかったが、どんなアルバイトをしても日給は9000円前後が多かったので、どうしたら30万円手元に残るのだろう……なんて考えていた。

親の影響は強い。貯金をすることは正しい……なんてことも親から言われて刷り込まれたことだし、家や車を所有することも常識だみたいなことも親世代から言われていて……そんなもんなのか、がんばって仕事しないと……と思った人も多いも思う。

家も車も持っていると素敵だし便利だ。

しかし40歳前後の自分たちと団塊の世代では時代が全く違う。収入も違えば、働き方も、仕事の種類もちがう。高度経済成長のような右肩上がりの経済も、バブル経済も経験していない。会社の社員に対する雇用にも変化が生まれているし、昔のように社員を定年まで面倒を見て育てる、みたいな昭和的な会社も減ってきていると思う。

そう、自分たちの親世代がそうしてきているからといって、安易に同じように数千万円の住宅ローンを組むことは非常に危険で大きなリスクをかかえることになる。終身雇用も壊れていくだろうし、大きな会社も吸収合併したり、倒産したり……職を変えなければならないことも常識になると思う。またインフレで日々の生活費が上がったり、税金が上がったり、戦争が起こったり………日本は世界の中の一つで世界情勢にも仕事、収入は左右されていくだろう。

このようなことを熟考して、ローンを組むのか、持ち家でのいくか賃貸でのいくか決めなければならない。

貯蓄

日本人は貯金が好きだ

こんなフレーズを聞いたことがあると思う。自分も小さい頃から、お年玉をもらうと親に「無駄遣いしないで貯金しなさい」なんてことをよく言われた。無意識に大人なるまで……いや大人になってもその意識は身体に染み込んでいて、株がガラケーで買えるようになっても、株式投資は博打、ギャンブルなのではないかという誤った考えが抜けなかった。

この意識は、どうやら太平洋戦争時に国民に埋め込まれたらしい。この戦争は、日清戦争日露戦争とは違って、ほぼ世界中を敵にまわしてしまったので戦費の調達ができなかったのだ。そこで大日本帝国がお郵便貯金をすることは美徳……お国のために……という意識を浸透させたのだ。

それが現代まで残っているのはとても驚くことだ。日本という島国でほぼ単一民族のみで生きているため、現金としての円は、ほとんどの取引を決済することができるし、なにしろ必要なときATMで引き出せばすぐ手に入り使える。そもそも元来、日本人はもしかしたら貯蓄が好きなのかもしれないとも思える。

アベノミクスあたりから貯蓄から投資へという概念が幾分出てきたが、やはり日本国民の資産割合のほとんどは貯蓄だ。ニーサなどの制度も作られ、税の優遇などの恩恵も整備されてきているので、これから少しずつ意識が欧米のように投資メインにかわっていくかもしれない。

 

銀行預金、貯金で忘れてはいけないことはお金を銀行に貸している!という意識である。どうしても預けている、安全に預かってもらっているという考えを持ちがちだが、我々は銀行の債権者なのである。だから銀行から利息を受け取れるのだから………

金利時代の今……銀行の利息は0.0001%……とかである。この金利をみて債権者だったらお金を貸すだろうか?今から…すべての現金を引き出してというわけではないが、長期お金を貸し付けるなら、株式として会社へだったり、国債としていろいろな国にだったりしたほうが、利回りがいいのではないか…と考える

 

 

2023年4月10日 資産状況


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雇用統計後、最初の週明けは27633円+115円で取引を終えた。

買いが先行で終日プラス圏だったが、欧州市場がお休みなため大きな商いにはなっていない。

今日は海運株、銀行株になど買いが強かったように思う。個人的な持ち株では任天堂が4%近く上昇した。上昇の原因は映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が米国などで5日公開され、封切りから最初の5日間の興行収入が、世界で3億7800万ドル(約500億円)というニュースが前日に入ったからだろう。このところ下落トレンドだったのでここからの反発を期待したい。

今日の新規買付は、一週間前に利確をした第一生命300株。利確損切りは無し

資産は微増。

転職

転職

英語いうジョブチェンジのことだ。英語だと直訳で仕事を変えること、普通に聞こえるが、日本語の転職…………なぜ転ぶ……という文字がつくのだろう?と自分はよく思う。

転ぶ……びっくり返る……始めから仕事を変えることが悪、マイナスというイメージが強い。これは日本独特の捉え方なのだろう。

自分は海外の労働市場を細かくすべてはわからないが、終身雇用制、年功、役職、先輩後輩………など、これまでの日本では一つの職場で長く勤めることが美徳だと思われる傾向が強いように思う。年功を積み出世してそれに準じて給与も徐々に上がっていく。日本のほとんどの企業は未だに成果主義よりも、このような年功序列的な長く一つ会社に勤めることに重きをおいている昭和的な会社が多いのではないか。

この石の上にも3年……みたいなことは学生のころから言われていたように思う。義務教育はなかなか辞められないが、部活動にしろ、習い事にしろ、継続することが大切、少し合わなくても、辛いことがあっても我慢も大切、のような教育を親からも教師からも受けていたように思う。

その延長上に大人になってすぐ会社、仕事をやめるとこは恥ずかしいこと、社会人的にマイナスなことというイメージが社会全体にあるような気がする。

確かに長く一つの会社に勤めることはすごいことでなかなかできないことだ。我慢や辛抱することも身につくし、その分野、業界に深く精通することもできる。そして金融関係の信用力も勤続年数であがっていくだろうし。良いことも沢山ある。

しかし有名大学を出て、希望する会社、業種につくことができなければ、大概は青い鳥探し……隣の芝生は青く見える状態に陥り、転職も数回するだろう。われわれ、就職氷河期世代などなおさらだ。最近では新卒の若者が3ヶ月くらいで会社を辞める………そして第二新卒として新たに仕事を見つけるなんてこともよくあるらしい。第二新卒って言葉も近頃生まれた言葉ではないか。そう、とても素直な生き方、選択だと思う。正直、業務も仕事場も仕事場にいる人間も入ってみないとわからないのだから……。

 

いろいろな分野でIT化を進めて、進む高齢化での人手不足などに対応している企業も多いが、どの業界も団塊世代の定年で、猫の手も借りたい状態になるだろう。

30代でも40代でも、元気でやる気があれば、極端に深い専門分野の仕事でなければ、転職もこれから一般的になっていくと思う。

転職という、何だか仕事を変えるのは、始めから上手く行かないような熟語はそろそろ辞めて………

新職とか変職とか……そうゆう熟語が出てきたらいいなと思う。

悲しきかな 欠乏マインド

何かが不足しているとき、それはあなたの生活において最も重用なものになります。

ある本の一節だが、これに付け加えて具体的な例があがっていた。極度に食事をあえない被験者たちの行動や思考についてだ。食事を取らせなければ身体的に痩せて小さくなっていく。しばらく経つと、脂肪がなくなっていき、しっかりとした座布団がないと座れなくなっていく。その頃にはフグのようにお腹だけ膨れ上がっていく。つまり飢餓状態だ。

しかし衝撃的な変化は脳内に起きた。継続的に食べ物を与えられなかった結果、精神に異常をきたし、食べ物のことしか考えられなくなったらしい。本を読んでも映画を観ても脳内に残る描写は食べ物が絡むところだけだったり、好き嫌いがなくなったり…皿までなめまわしたり………。つまり脳は欠乏している食べ物以外のことを無視するようになのだ。食べ物に対しての執着、依存の欠乏の誕生だ。

この欠乏マインドはお金にも当てはまるらしい。そして幼い頃の貧困などの結果、お金に執着する心が生まれるがらしい。

専門家ではないので、分からないが愛情に飢えた子供が、大人になって愛に飢えて性的な依存になったり……執着や依存の原因の一つかもしれないともおもった。

この本の筆者は中国の小さな集落で育ち、本当の貧困状態の中育ったらしい。その欠乏マインドを培っていく過程で

(この世で一番大切ものはお金である)など様々な思考を完成させたらしい。

 

 ここから考えるのは自分自身に欠乏マインドはあるのか、ということである。自分は母子家庭ではなかったのだが、父親が重度の身障者だったので、家計はほぼ母親の稼ぎのみだった。父親はそのくせ浪費家で、新車を3年目の車検毎に変えかえたり……趣向品を集めたり……という具合だった。母親の通帳は父親が管理していたようである。

よく金がない……とぼやいていたり。

いつ死ぬかわからないから、俺の好きなものを買うとか言い出して車買ったり、ステレオをいじくったり……。 

そんなことを小さい頃から聞いていたので、子供ながらに我が家はお金がないんだなぁとよく思ったものだ。今思うと、旅行って旅行は行ったことがほとんどなかったし、少し遠出といえば、実家や親族のいるところに行くぐらいだった。同級生が近くの不二家レストランでお誕生日会をやっていたり……最新のゲームソフトをクリスマスに買ってもらったり………自分の家とは違うなあ………って。

こんか環境だったからだろうか、俺も妹も酷くお金に小さい頃から気を使っていた。例えば、お金かかるからこの習い事、やりたいけどやめようとか………ほんとはこっちがほしいけど、高いからこっちの安い方にしようとか……大きくなったら早く沢山稼げるようになって、母親を助けようとか……。こんなふうに自然に欠乏マインドのようなものが身についたのだろう。その結果、大学も親に負担はかけられないし、自分自身、バークリー音楽院を出て借金を背負って音楽生活はできないなぁと思って、半年で中退してしまった。

帰国後、ジャズミュージシャンとして活動はしていたが、幼い頃培われてしまった欠乏マインドと一銭にもならない音楽的追求に挟まれて、苦しい20代だったように思う。お金への執着?ではないが、貧困実家のことを考えるとミュージシャンなんてしてられないよなって気持ちと、お金はいらないから音楽を追求していきたい気持ちと………で。

結局、自分の場合、欠乏マインドが勝ってしまった。日雇い労働しなからジャズやってても、ヒモみたいなことやってやってても、自分だけ満足にお金を稼いでいない罪悪感に悩まされる事も多かったし、将来の不安みたいなものがいつも心に残っていまった。いくら稼げは、この罪悪感が消えるのか………30万なのか50万なのか……まったくわからないのだが……。今思うと、これが自分のお金への欠乏マインドなんだろう。

奇跡的にミリオネアなったとしてもこの欠乏マインドは残るのだろうと思う。今現在、セミリタイアできる金額の資産額ができても、心の奥にある欠乏マインドのおかげで、しないのだから……。