準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

%への意識

株式投資に限らず、投資には含み益、含み損が発生する。ネット社会になった現在、株式などは毎秒値を動かし、我々一般人でも、携帯電話一つでその取引に飛び込める。

  1. 今日は7万の含み損が増えてしまった。
  2. 買っていた〇〇社の株価が急騰して14万の含み益が出ていてる♪
  3. 現在の含み益は1500万です(泣)

なんて事をツイッターYou Tubeなどで発信して、【いいね】や【フォロワー】数を稼ごうとしているインフレンサーなども多い。

私もそのような動画、ブログなどを見ることも多いし、暴落に巻き込まれたとき、大きい含み損を抱えてしまったときなど、同じような境遇、状態の投資家さんがいることを確認して安堵したりもしている。

そう、我々はどうしても【¥】具体的な損得の金額に目が向いてしまうのだ。

例えば賃上げやベースアップなんかも%を気にするより、3000円しか上がらなかった………5000円しか上がらなかった。なんて会話のほうが多い。

読まれている方々は、もうご存知だろうが投資で大切なのは%だ。

インフレンサーが500万の含み益……なんてことを言っていても、その人の投資元本を我々はほとんどしらない。

もしかしたら1億円を運用しているかもしれない、その場合500万の含み損は、

【たった5%だ】!!!

500万確かに大金は大金で、自分がその金額の含み損を抱えてしまったら、きっと動揺してしまうだろう。

「大損だー」なんて初心者のときは、元本との割合も考えずにさけんでいたかもしれない。

しかし500万の含み損と考えずに、冷静に5%の下落と捉えたなら、またまだ十分に元の株価に戻る可能性があるのだ……。

 

貯蓄の始めたての頃、やっと貯めた100万円を株式運用して7万円の含み損を抱えたことがある。

このときは「株なんか儲からないじゃん。モー辞めた!」なんて思って、損切りして投資口座から93万引き抜いたことを覚えている。

しかし投資経験や投資知識があれば7%の含み損と捉えて、ナンピンするなり長期ホールドを視野に入れるなりできたかもしれない。

この先も上手に割合の感覚を使って生きていきたいものだ