準富裕層に到達したジャズミュージシャン投資家の日記

ジャズサックス奏者です。これまで職を転々としながら、どうしたらフラフラしながらジャズを楽しくやっていけるかを考え続けた結果、投資家になればいいのでは!?と結論づき現在に至ります。

お金の重み


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【貯金10万円のときの1万円】

 

【貯金1000万のときの1万円】

 

【一万円】

色も形も大きさも両方同じだ。

価値は同じ一万円だ。買えるものも同じだ。

 

しかし両者には大きな違いがある。それは

重みだと思う。

 

妻が面白いことを言っていた。

「このピアスは2000円だったけど、殿が極貧ミュージシャンのころに、私にくれた貴重品だ   笑笑」と………。

 

20代の貧乏ミュージシャンのときでも、一応彼女はいた。働いていたので俺より収入はあったし独り暮らしもしていて、俺はそのアパートに転がり込んだ形だ。

こんなヒモ男だったけど、クリスマス、誕生日なんかは彼女に何か必ずプレゼントを渡していた。

3000円のピアスだったり、8000円のマフラーだったり…………。当時お金はぜんぜんなかったけど、バイト増やしたりしてなんとかお金作って買ったことをよく覚えている。当然貯金は数万円………給料日前は数百円………その月の給料の余りのみで、貯蓄用の通帳なんかもなかった。

【貯金額3万円の中から5000円のプレゼントをするのだ】

しかも残り2万5000円で携帯代を払いバイク保険代を払い………あと18日、給料日まで………みたいな………。この5000円、とても重い。昼飯抜いたり、自販機でのコーヒーを我慢したり、バイクに乗らず歩いて移動したり………何かを我慢してやっと捻出できたお金だ。

とても価値が重いお金だ。そして変な言い方だが、プレゼントもとても価値のある物になる。

 先日、ある女性の誕生日にブランド物のアクセサリーをプレゼントした。購入金額は5万円前後だったが、買うときに「5万円かぁ……」くらいしか思わなかった。確かに自分には高額は高額なのだが、何か我慢して……とかそのような事をしなくても用意できる金額だし。価値が軽いとは言わないが相対的に貧乏な頃の5000円のほうがとてつもなく重いプレゼントになってるなぁと、感じる。

もちろん女性は5万円のアクセサリーをとても気に入ってくれて毎日つかっているようで、プレゼントの価値は結局同じなのだが………。

 

そう、【女性の笑顔はPricelessなのだ…笑】

 

自分は貯金額が3000万を越えたあたりで、コンビニで値札を見て物を買わなくなってしまった。スタバでコーヒーを注文するときも、ファミレスで料理を頼むときも、ほとんど値段を見ていない。流石に廻らない寿司屋に行ったときはメニュー表みるけど………笑

【非常に恥じるべき、見直すべき習慣】だと思う。お金に対して非常に軽い感覚になっている。

今は若干ストイックに貯蓄していこう、とは思わなくなった。お金は使うときは使うし、人との出会い、繋がりのためには使っていこうと思っている。

しかしコンビニで買い物や趣向品のコーヒーなどの【浪費】に関しては少し注意して、お金の使い方を意識していかないとと思う。